Vaiwatt ブログ

2020年9月29日火曜日

(後編) あの時、サンクトペテルブルグ🇷🇺「クライマックス」 今、真実を語ろう!

For Japanese young dreamer!
最終回は100万の価値$
次世代の美しい君たちに、私達の経験の真実と教訓を語り届けます。

先ずは『前編〜中編を読んで❗️ 』
"夢のGIFT"を得るヒントを読みといてみてください。



今回のブログは以下の人には向きませんので!
ここで戻ってくださいね🙏 🙏
・ベテランの方々
・キャリアあるアーティストの方々
コネクションある恵まれた方


はい!
それ以外の夢人に贈ります😊


前編〜中編を、自分なりに読み解いて、そして君が真っ直ぐに頑張って、、、
その先に『BIGチャンス』が舞い込んできた時!
この章を思い出して、参考に活かして下さい。


Vaiwatt case. 1
戦いの前は入念な調べと知識が必要
決定から出演までわずか28日。
会場もライブハウスと思ってて、スタジアムと知ったのは20日くらい前でした。
そもそも、スタジアムでのサウンドメイクを知らなかった! 

現地での前日リハ。
イヤーモニターも準備していなく。
スタッフさん『いやーモニターを・・・』
『あー? あ、いいや、俺たちいらないよ』

m u s i c???

『ホワンホワンホワン〜〜〜』

やべえ、プールの中か? 
会場はスタジアム!音が、リズムがわからない!!

『すいません、イヤホンありますか?』

ヘロヘロのiPhoneのと変わらない、イヤホン(イヤモニでなく!)を服から通し耳へ。
これでなんとかオケが聞こえる状態。

もちろん、本番はかなり動く! 開始30秒で耳から外れる。
全てにおいて歌が遅れていた。無知の怖さ。


case. 2
ニーズに合わせる余裕、つっぱるのは成功してからこそ!
本番前日リハ! 
ステージの高さは3mはあり、ステージ上の面積だけでライブハウスのステージ➕客席位ある。
そして周りを見渡し気づく。
『TAMA, あのクイズパネルみたいな席はなんだ?』

そう、コンテスト特典方式だったのだ!
本番まで何も知らなかったのです!!!

ここで漸く、イベントサイドが『BABEL BABEL』以外の曲をリハでやろうとしたのがわかった!
それは予備で持ってきた『ボンポゴ』『風芽』などPOPな曲だった。

日本のROCKファンへの約束!
『世界の大舞台で"つまんね〜!!"と吠えてきてやるぜ〜!』

初日、なんと100万選手達を抑えてVaiwattが4位入賞!
会場外にサインや写真の "待ち"がたくさん!
エージェントさんもご機嫌ですっごく喜んだ。
しかし、2日目のBABELで9位に転落...!

今でも『風芽』だったかな?と、よぎるときもある。
でも、それは後悔からではない!

あんなに温かく迎えてくれたエージェントやイベントに素直に報いたかった、と後々に思うのである。
やる前に作るな!つっぱるのは知られてから


case. 3
スター達の現実を本当の意味で理解する
3日間、運転手付き、豪華ホテル、毎晩の豪華な打ち上げなどスターの世界に入る。
だが・・・・。

はい、本番は今までのどんなライブより刺激的で疲れました。
そして初日の打ち上げも終わり、明日はいよいよバベルというとこ。
ホテルに着くのは朝4時、興奮も覚めていない。

すると担当『はい、明日は朝7時にロビー集合です。』
え! イベントは夜じゃ・・・?

飛行機、Japan 〜 ロシア到着、即撮影、夜リハ 〜 イベント初日、合計5時間も寝ていない。

さて、2日目の本番前、7:30。最終日のセレモニーの歌を録る仕事。
朝、8時に車で歌詞と音源が配られます。

歌詞? 『ロシア語ですぅ〜〜〜〜〜!!』

翻訳機でカタカナに! そして2時間で曲を覚えます。
そして昼にはスタジオでTVのための収録です!!!

夜はVaiwatt、待望のバベル演奏もあります。
でも、出演者みんなも同じ!
これが、3日つづきます。

それが、スターの世界。
豪華な料理の味はわからなくなる、豪華なホテルはシャワーと寝るだけの箱になる

極度の緊張と、睡眠不足。異国。
薬物厳禁なVaiwatt、初めて思う。ニュースで捕まったスター達のことを。

この3日が、1年続いたら?
それでもやらないけど、"それ"をしたスターの現実を垣間見たのだけは確かだった。
ショービズの世界。
疲れた顔、姿勢で頑張っても褒められることはないから。

後、豪華な類も、全部、オーディエンスの夢のためってこと。
本人達は、そんなことを味わう時間も余裕もないだろう。
それが、駆け出しのスターの世界。


case. 5
有能な人材を連れて行け!場ではVaiwattは2人だった。
会場。選手たち(アーティスト)はもちろん裏口から、セキュリティーを超えて入る。
なんと、そこから楽屋だけでもZEPP TOKYO全体くらいの広さがある。
そこを機材を持って、行き来するのは中々大変だ。

気づけば、荷物を自分で持ってる選手なんてVaiwatt以外いなかった

とにかく、国内でもそうだろうけど、BIG VENUE, BIG EVENTは有能な人材を連れて行くこと。
ステージのパフォーマンスを演者と同等に考えてくれる人材を。


ここまで見ると、プロダクションや事務所の必要性もわかるよね?
はい。
つっぱってやってきたけど、それは必要です。

しかし昨今、健全な事務所がどうやら国内に皆無なのも周知の事実。

金・金になりすぎたのかな?
既得権益になりすぎたのかな?
わかりません。

それを考える時、
Vaiwattが見せれたあの奇跡は、あの時、あのカタチで良かったのかもしれないね。
響いてくれた人たちがた〜くさんいたから ネ😊

でも、DEMO

これからの時代、芸能も変わる時!
いい事務所プロダクション、同世代若者たちが作っていってください。

明るい未来のために(^^)

輝くアーティストも、
世界を明るくするスターも、
アナタたちの素晴らしい仕事が必要です。


case. 6
最後に。何より素晴らしかったこと!
それは、あのクラスの祭りに携わる『出演者』、スタッフさん達です。

楽屋の様子が違う!
本番まで衣装合わせしてる者、発声をしてる者、鏡を見てずっとキメテル者!
楽屋で酒盛りや、べちゃくちゃ続けてる演者なんていない

称え合う<3
初日を4位で入賞したVaiwattをまじで祝福してくれる。TVでの放映を自分を二の次で見せてくるんだ、笑顔で。
楽屋では集中して厳しく見えてた面々がね!
むしろ2日目で9位に転落したときの方が、目も当てれないって感じだったよ。苦笑
慰めを言いにきてくれる演者までいたんだ。

まとめると、楽屋では緊張感があって、終わると結果問わず称え合う!
ここは、非常に日本と真逆な気がした。

そんなみんな(強敵とかいてトモ)と別れた最終日!

TAMAが泣いた。(レア)
とても珍しいので『どうした?』と尋ねると
『あんなに素晴らしい共演者たちは初めてだった。また会いたいよ。』
と。
その涙を見て余程なんだと実感した。

Vaiwattの奇跡はすごい!信じてきた自分たちを褒めてやりたい。
でも、ステージの実力は圧倒的に他の国の代表者たちだった。準備も含めて。

他にも、終始感じることはあった。
うまく書けないから、想像して欲しい。素晴らしい表現者達のことを。

そして、終始動きのいい数多くのスタッフ達。
なんと大学生のボランティアたちが多いと聞いた。これはロシアのチームワークの底力を見ましたよ。

それは1年後、2019年にロシアに行った時も感じました。
様々な店や大学に貼られたVaiwattのポスター、Vaiwattのグッズ!
イベンターたちのチームワーク

昨今、国内は『ください』の文化に感じる。
『やります』は(できる範囲で)が最初から( )つき。

GDPが日本より低いロシアがそうではなかった。
体感ではGDPは全くの目安にすらならない。


最後に、あるスタッフさん。
足元とマイクを担当してくれたスタッフのかなりイケメンのロシアン兄ちゃん。

なんと、最終日の明け方のホテルの前で待っていてくれた。
短い言葉を交わした。日本人とロシア人の下手な英語は通じ合った。

『待ってたよ、俺は2日目のあの曲が良かったのにな、審査員ときたら!』
『3 日間ありがとう。そうだもらったワインあるから飲まない?』

ホワイトナイト、白夜のストリートで飲んだ。
やっぱ俺たちは豪華な店より、STREETが好きだ。

『じゃあ、そろそろ寝るわ。3日間本当にありがとう。』
。。。。。。

『あのさ、Tokyoはすごいか? 俺たちの街はどうだった?』

『Tokyoはビルが星みたいですごいぞっ!来たらびっくりするに違いない。
でも、サンクトペテルブルグはもっと美しいな。最高だよ! (君やみんなが!)』

『ダスビダーニャ』

ロシアの若者達。
彼らはまるで日本の90年代のドラマのように素敵な奴らばっかりだった。



スタジアムも豪華な類も
なくてもいい。

あのような、素晴らしい人々と
また、一緒にお仕事がしたい。

そして、みんなが作って生まれた
あの会場中の笑顔と歓声。

生涯 忘れることはない。

頑張ります。

若者たちの参考になってくれることを願って

KEN・TAMA


⭐️ N E W S ⭐️
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