Vaiwatt ブログ

2018年10月11日木曜日

観念と抽象/ 土日画廊を見に行きました

TAMA went to the gallery to see the abstract paintings.
TAMAです。
先日、美術家-鈴木雅子さんの個展へ行ってきました。
「とにかく絵の具と戯れるのが好き」と話す雅子さん。
そんな彼女の作品に魅かれて土日画廊へ☆

<つづき>


美術家 / 鈴木雅子
Slade School of Fine Art、London、絵画科修士課程修了 2009。

個展に「天と地が転んだ跳ねた」Art Trace Gallery東京2017など。

他にポーランドでグループ展を開催したり美容院の壁も手掛けたりと幅広く活動している。


                      

トークショー
企画 / 上田和彦(画家) 
テーマ: 観念と抽象
コンセプト: 同じ本を読んだり、1つの理念に向かって展示したら面白いだろう。

鈴木さんの作品は物体ではあるけど、そのまま見える形ではない表現がおもしろい。

物質が先か精神が先かその先かそしてどこに還るのか

原始論の歴史量子力学唯物論など哲学の話がたくさん。

私にはちと難しかったけど...興味深かった(^^)
ぴえろ拳だったらもっと楽しめただろうな☆


作品は線を使って表現した抽象絵画が多い。
この個性にいきつくまでの話がおもしろかった。


学生時代は静物画や人物画を描いていたが、
"自分は本当は何が描きたいのか"を問うようになる。

10秒で三角や丸を使って描く絵をスケッチブックにためていたら、
"そっちの絵の方がおもしろい"と先生にいわれたことがきっかけ☆


こんなエピソードも☆

模索中にダンボールに線状の切り込みを入れた模型を造って、そこに光を落としてみた。

その時にできた影の線が発想のモチーフとなっているんだって!!


模型を造っちゃうところが もうスゴイっちゃ◎


ニュートンが好きで、線は断然"縦派"だそう。
いつも、筆を右上に置いたところから始まる。
そこから幾つも枝分かれに作品が生まれていくと云う。

計り知れない感性だな〜

↑↓なぜ画家でなく美術家というのかがよくわかる作品だと思う

『平面の世界を立体にしよう!』の発想で映像反射を使い幾何学(観念の世界)にゆらぎを。

水玉模様は上から下へ動き逆方向に形を動してみせた☆
見る位置高さで全然違ってみえておもしろかったよ(^0^)


観念と抽象」土日画廊にて10/14(日)まで。12:00〜19:00開廊。(無料)
緑に囲まれた画廊でいい雰囲気でした♬


TAMA



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