Sタクの読書感想文【第3巻】

Sタクの読書感想文【第３巻】
おはようございます。Sタクローです(^^)
すっかり暑くなりましたね！
このコーナーでは毎月一冊ずつ好きな本の感想、紹介をしていくガンスよー！

＜つづき＞

それでは【第３巻】はこちら！

 乃南アサ

【紫蘭の花嫁】文春文庫

この本は今までで１番適当に買いました。

 
その日は閉店ぎりぎりのお店に入ってタイトルと本のボリュームで選んで買ったと記憶してます。
それがこんなにおもしろいものやとはなんと幸運なんやろうと思ってます(笑)
てか読書感想文は『○○の○○』ってタイトルばっかですね(^^;
 
簡単に言ったらありふれたミステリーなんです。
ホテルで女性の絞殺事件が立て続けに起きるんですがそれを解決すると意気込むどこか冷血っぽい出世街道まっしぐらのキャリア刑事部長、小田垣。
小田垣がときどき通うスナックにいる謎めいたホステス、摩衣子。

小田垣と共に連続殺人に挑むなかなかつかめない性格の監察医の渋沢。

それと事件とはどこでつながるのか。

引っ越し、転職を繰返し必ず仕事は花屋を選びながらある男から逃げ続ける女、三田村夏季。

いかにもな刑事モノっぽいでしょう？
でも全然違うんです！ 
オレなんてミスリードにひっかかりまくって何回かページ戻りながら読みました(笑)

そしてこの連続殺人事件とは裏で、ある人の異端な過去が回想されてくるんですけどここがまあなんとも………

言いたいんですけど我慢します!

それと伏線の回収の仕方がさすが小説家でした。 

冒頭に結婚式を控えた花嫁が雲隠れするシーンがあるんですが正直物語がちょっと進むとそんな設定忘れちゃってました(笑)
そこをうまいことラストで拾い上げてくれたので胸がすぅーっとしました。

そしてなんといってもオレが衝撃をうけたのは１番最後のページです！
これは読んだ人は絶対に衝撃うけるやろなと思います！

あえて何も言いませんでガンスけど(笑)
オレの読書感想文はいつもモヤッとでガンした(^^) モヤっとしたら掲示板へ♪

▼のと『蘭ノ国』から抜粋

http://www.notorannokuni.com/f_ranyukan.html

Sタクロー